2022-03-18 09:50:13
イーサリアムの処理能力向上へ
暗号資産(仮想通貨)イーサリアムのL2ソリューションを開発するOptimismは18日、シリーズBのラウンドで1.5億ドル(約170億円)を資金調達したことを明かした。
時期は「最近」と説明しており、資金調達の企業評価額は16.5億ドル(約1,950億円)。公式発表には記載していないが、テクノロジーメディア『TechCrunch』に、大手ベンチャーキャピタルのAndreessen Horowitz(a16z)とParadigmがシリーズBを主導したと説明したという。今回の資金を活用し、今後も開発者の体験やネットワークの安定性の向上、手数料の削減に取り組んでいくとした。
L2とは
「レイヤー2」のことで、「2層目」のブロックチェーンを指す。メインのブロックチェーンと区別するために使用される用語。
▶️仮想通貨用語集
Optimismは、「Rollup(ロールアップ)」という技術を活用し、イーサリアムブロックチェーンのスケーラビリティを向上するために開発を行っている。「Rollup」は「巻き上げて束ねる」といった意味で、イーサリアムブロックチェーンの外部でトランザクション処理を行なって、それを1つにまとめてからメインチェーンに記録する仕組みのこと。この技術を導入することで、ネットワークの混雑解消、それによって手数料削減などにつながると期待されている。
今回の発表では、メインネットローンチ後1年の成果として、以下の3つを挙げた。
Optimismのユーザーが合計10億ドル(約1,180億円)の手数料を節約できた
何千ものコントラクトがデプロイ(展開)された
Optimismのコードを使って3つのフォークが実行された
手数料については昨年30%超削減したと説明しており、今後はさらに下げられるように開発を続けると述べている。
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