2022-03-21 08:10:24
仮想通貨取引所に保管されているイーサ(ETH)の残高は、2018年9月以来最低レベルに低下した。これが、2022年の価格上昇を期待してトークンを保持するトレーダーの意思を示していると考えられる。
グラスノードが提供するデータによると、約16億1000万ドル相当の約55万ETHが、1年間で中央集権型の仮想通貨取引所を離れたことがわかった。この大量流出により、取引所の純イーサ残高は2172万ETHに減少し、2020年6月の過去最高値3168万ETHから大きく減少している。
Ethereum balance on all exchanges as of March 18, 2022. Source: Glassnode
2021年10月以来の週間最大規模のETH流出量
IntoTheBlockのデータから、取引所から2022年に引き出されたEtherの30%以上が今週初めに行われたことがわかった。具体的には、18万以上のETHが3月15日に仮想通貨取引所を離れ、3月18日時点で週単位の流出額が5億ドル強になった。
Ethereum net exchange flows. Source: IntoTheBlockチェイナリシスのデータも同様の値を示し、イーサが先週、1日平均で約12万ETHが取引所から出金されたことがわかり、これが強気のシグナルとなった。
IntoTheBlockは、イーサリアムネットワークが中央集権的な仮想通貨取引所から大規模なETHの引き出しを検出した10日後に、イーサの価格が15%上昇した2021年10月の値動きに言及。今回の動きについても同様の上昇見通しを提供した。
イーサリアムの供給不足が進行中
先週、取引所からのイーサの引き出しが増加したのは、ノンカストディアル・サービスLidoの「stETH…
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仮想通貨取引所のイーサリアム残高が2018年以降で最低水準