ヴィタリック氏、イーサリアムのスケーリングソリューション「EIP4844」を紹介

仮想通貨



2022-03-21 10:30:54

取引手数料をさらに低下させる改善案

暗号資産(仮想通貨)イーサリアム(ETH)の共同創設者ヴィタリック・ブテリン氏は19日、スケーリングソリューションの一つ、「EIP4844」という提案を紹介した。

による素晴らしいリソース @liamihorne EIP-4844(別名proto-danksharding):https://t.co/6SkXDNeYSg

–vitalik.eth(@VitalikButerin) 2022年3月19日

このEIP(イーサリアム改善案)は「proto danksharding(プロト・ダンクシャーディング)」とも呼ばれており、シャーディング実装前の段階で、イーサリアムのガス代(取引手数料)を大きく下げることが期待されている。

シャーディングとは

ノードを幾つかのグループに分割して、同時並列でトランザクションの検証作業を行う技術。イーサリアムの送金遅延や手数料増加など「スケーラビティ問題」に対する解決策の一つ。 データベースを水平方向に分割、検証作業を並列化することで処理能力の大幅向上が見込める。

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開発の背景

背景として、現在イーサリアムのネットワークが混雑し、取引手数料が高くなる傾向がある。シャーディングはこの問題を改善するものだが、実装されるには、まだ相当な時間がかかることが予想されている。

そこで、短期、中長期の解決策として、メインチェーンの外で取引を実行するレイヤー2ソリューション「ロールアップ(RU)」が開発されているところだ。

関連:イーサリアム2.0、スケーラビリティ問題を改善するロールアップを識者が図解

レイヤー2(L2) とは

「2層目」のブロックチェーンのこと。全ての取引履歴をメインチェーンに書き込むと負荷が大きくなり、処理速度の低下やネットワーク手数料の高騰につながる。そこで、取引履歴の一部をオフチェーン

長文は切り捨ててております。元ソースよりご確認ください。


元ソース

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ヴィタリック氏、イーサリアムのスケーリングソリューション「EIP4844」を紹介

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