コインチェック、米ナスダックでのSPAC上場目指す マネックスが発表

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コインチェック、米ナスダックでのSPAC上場目指す マネックスが発表

2022-03-22 17:45:00

マネックスは3月22日、子会社である仮想通貨取引所コインチェックをナスダックで上場させる計画を発表した。コインチェックの新たな持株会社を設立し、特別買収目的会社(SPAC)のスキームを使い、2022年以内の上場を目指すとしている。
発表によれば、コインチェックの持株会社となる予定のオランダ法人であるCoincheck Group N.V(CCG)と、SPCAであるThunder Bridge Capintal Partners Ⅳ(THCP)との間で事業統合契約を締結した。今後、コインチェックがCCGの傘下企業となり、その上でCCGがTHCPと合併することで、ナスダック上場を果たす計画だ。このSPAC上場を果たした後でも、マネックスはCCGの70%以上の株式を保有する形になるという。
マネックスは今回のナスダックへの上場により、コインチェックの世界展開を進める考えだ。発表の中では米国市場で資本を確保することで、人材採用などをより積極的に進めるとしている。
「今後は、THCP と協働して、世界最大の資本市場を有する米国において資本を確保の上、グローバルに人材を採用し、世界戦略を実現し、コインチェックを次のステージに引き上げてまいります」。
また今回の捕捉資料の中では、「今後のさらなる成長やプロダクト拡大に向けた資金調達が可能に」なることや、「株式報酬を用い、人材採用・リテンションを強化可能に」なることといったメリットを挙げている。
 

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