仮想通貨市場での売り圧力、アジアからのものが圧倒的=グラスノード分析

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仮想通貨市場での売り圧力、アジアからのものが圧倒的=グラスノード分析

2022-03-22 16:42:37
仮想通貨市場での売り圧力、アジアからのものが圧倒的=グラスノード分析

ブロックチェーン分析会社グラスノードの最新レポートによれば、ビットコイン(BTC)は37,680ドルから42,312ドルまでの5000ドルの狭いレンジ内に留まっていることがわかる。しかし、3月22日にこの資産は、2週間ぶりの高値にまで急騰している。
グラスノードの週間レビューによれば、全体としてBTCネットワークは落ち着きを取り戻しているようだ。「ビットコインネットワークの利用とオンチェーンの活動は回復しているものの、弱気市場の領域内に留まっている」という。
グラスノードのレポートの中では、BTC投資家の行動の地理的な違いについても分析している。米国とEUの投資家は買い手になる傾向がある一方で、アジアの投資家は売り手になる傾向があるという。この傾向はアジアの投資家が買い手側になった昨年11月を除き、2020年3月以降、一貫しているという。
グラスノードの分析によれば、米国とEUの投資家は2020年後半から2021年初頭にかけて大量の購入を行い、「5月~7月にかけて降伏した」と指摘している。
逆にアジア市場では2021年第1四半期から第3四半期にかけて、買いは低調であり、強い売り圧力を生み出していたという。

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