NFT市場の金融化とブルーオーシャン戦略(2)|アンバーグループ寄稿

仮想通貨



2022-03-29 19:00:33

目次(第1回の続き)

NFTの取引
ブルーオーシャンと “OpenSea”
アグリゲーションサービス
財務化
Pine(パイン)
フリッピングの先にあるもの
NFTは投資家のポートフォリオに入るか?
免責事項

全3回の記事構成となります。第1回目の記事は下記をご覧ください。

関連:NFT認知度拡大の変遷と注目を集めるユースケースとは(1)|アンバーグループ寄稿

5.NFTの取引

まずは、NFT(非代替性トークン)の取引プラットフォームについて見ていきましょう。

ブルーオーシャンと “OpenSea”

多くのユーザーが最初にNFTを利用するのは「公海」というNFTマーケットプレイスで、取引量ベースで95%以上のシェアを誇っています。しかし、特定のサブセクター(例:ジェネレーティブアート)や、異なるユースケース(例:NFTスワップ)、または単にOpenSeaの市場シェアの一部を狙って、新しいプラットフォームが市場に参入しています。

今年の1月に「ルックスレア」は自身のプラットフォームを立ち上げる際に、OpenSeaのユーザーにネイティブトークンをエアドロップするという「ヴァンパイア攻撃」を行いました。LooksRareは「OpenSeaはユーザーにトークンを提供することなく、IPOをするかもしれない」という失望感を利用して、クリプトコミュニティで広く関心を集めることに成功しました。

一見すると、この新しいマーケットプレイスはOpenSeaから市場のシェアを奪うように見えました。しかしLooksRareは積極的な

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NFT市場の金融化とブルーオーシャン戦略(2)|アンバーグループ寄稿

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