2022-03-29 18:42:13
ディエム(旧リブラ)出身者が開発するブロックチェーンAptos
大手暗号資産(仮想通貨)取引所バイナンスのベンチャーキャピタル部門バイナンスラボは28日、レイヤー1ブロックチェーンプロジェクト「Aptos Labs(アプトス ラボ)」への戦略的投資を発表した。
Aptos Labsは、メタ(旧フェイスブック)社が発足したステーブルコインプロジェクト「ディエム(旧リブラ)」の元チームメンバーが中心となって22年2月に公表されたプロジェクトだ。メタ社傘下のディエム協会は22年1月、米シルバーゲート・キャピタル社にディエムの知的財産権(IP)を売却していた。
Aptos Labsは安全でスケーラブルなレイヤー1ブロックチェーンを多くの人に提供することを目指している。開発チームは「独自のブロックチェーンを構築したため、シルバーゲートが保有するディエムの知的財産を活用することはない」とTech Crunchに語っていた。
関連:メタ(旧フェイスブック)社、米シルバーゲート銀行にディエムの知的財産権(IP)など売却
2022年第3四半期にもメインネットをローンチ
Aptosは、スマートコントラクトプラットフォームとして、イーサリアム(ETH)やソラナ(SOL)のようなレイヤー1ブロックチェーンと競合することになる。Webで広く使用されるプログラミング言語Rustをベースとする「Move」を採用するAptosは、既存のネットワークからより多くの開発者を集める目論みだ。
バイナンスラボの投資ディレクターであるJeffrey Ma氏は、Aptos…
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