Astar(ASTR)基盤のDEX「ArthSwap」とは|機能や特徴を解説

仮想通貨



2022-04-15 17:47:14

ArthSwapとは

ArthSwapは、Astar Network(アスターネットワーク:ASTR)上に構築されたネイティブDEX(分散型取引所)で、トークンスワップやステーキング流動性マイニングなどの機能を提供しています。

Astar Network基盤のdApps(分散型アプリケーション)としては最大のTVL(Total Value Locked:ロックされた資産の総額)を誇るDEXで、DeFi(分散型金融)プロトコルのTVLやその推移、ランキングを調べることのできるサービスを提供する「DefiLlama」の統計によれば、本稿執筆時点で約200億円(1.6億ドル)規模にのぼります。

ArthSwapはAstar NetworkのDeFi領域を牽引する最初のdAppsであり、今後Astarエコシステム内の全てのトークン上場を目指しています。

アスター基盤の分散型取引所

Astar Networkとは、ポルカドット(DOT)と接続する日本発のパブリックチェーンで、今年1月にメインネットをローンチしたばかりです。Astar Networkでは、構築を奨励する「Build2Earn(構築して稼ぐ)プログラム」や、「dAppStaking」という開発者向けの報酬設計を導入しており、これまですでに40以上のdAppsがローンチされています。

ArthSwapは、こうしたAstar NetworkによるBuild2Earnプログラムや、米マイクロソフトも共同で取り組む「Astar Incubation Program」といった支援プログラムに参加していることから、Astar Networkによるマーケティングおよび開発面での強力なサポートを受けているプロジェクトとなります。

さらに、Astar Networkは3月11日に「Astar Boost Program」と呼ばれる1億ドル(約110億円)規模のファンドも発表しています。このファンドを通じて、ArthSwapはAstar Network上のDeFiプロジェクトとして、流動性やインセンティブの提供といったサポートが適用されています。

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