バイナンス、Roninハッキング事件で流出した仮想通貨の一部を回収

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バイナンス、Roninハッキング事件で流出した仮想通貨の一部を回収

2022-04-23 03:49:50
バイナンス、Roninハッキング事件で流出した仮想通貨の一部を回収

仮想通貨取引所バイナンスのジャオ・チャンポンCEOは22日のツイッターで、北朝鮮のハッカーグループがバイナンスに移動させた仮想通貨580万ドル分を回収したと述べた。この仮想通貨は先月アクシ―・インフィニティのRonin Bridgeから流出した仮想通貨の一部だという。3月にRoninから6億ドル超のイーサリアム(ETH)とUSDコイン(USDC)が流出している
ブロックチェーン分析企業Ellipticは最近、ハッキングで流出した仮想通貨が集中型取引所やミキシング用の分散型アプリ(DApp)に送金されたと指摘している。またハッカーは分散型取引所(DEX)で盗んだUSDCをイーサリアムと交換したようだ
DEXのUniswapは「ハッキングや盗難された資金」に関連するアドレスをスクリーニングすると発表している。このような動きに対応するためとみれる。
同様にミキシングDAppのTornada Cashは不正な活動に関連するウォレットがアクセスするのをブロックすると最近発表したばかりだ
アクシ―・インフィニティの開発元であるスカイメイビスは最近、バイナンスが主導する1億5000万ドルの資金調達ラウンドを完了している。資金は今回のハッキング事件で流出した分の補填に使われる。
このハッキング事件については北朝鮮のハッカーグループ「ラザルス」の関与が指摘されていた

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