2022-04-26 13:08:07
米国の仮想通貨取引所クラーケンは、アブダビ国際金融センターおよび経済特区であるアブダビグローバルマーケット（ADGM）で事業を運営するためのライセンスを取得した。このライセンスを取得したのはバイナンスに続いて2社目となる。
CNBCとのインタビューで、クラーケンのマネージングディレクターであるカーティス・ティン氏は、現地通貨による取引ペアを展開することの重要性を述べ、現地の銀行や決済サービスプロバイダーとの統合強化を目指すと語った。ティン氏は、アラブ首長国連邦（UAE）に世界レベルの流動性を提供することにつながるだろうと強調する。
「私たちにとって地域の投資家やトレーダーに現地通貨へのアクセスを提供することは、グローバルな市場と流動性をへのアクセスを促す上で非常に重要だ」
UAEの仮想通貨取引高は年間250億ドル以上にのぼり、ティン氏はこの地域がクラーケンを受け入れる準備が出来ていると付け加えている。
ライバルであるバイナンスはアブダビだけではなく、ドバイやバーレーンの規制当局からも既にライセンスを取得している。
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仮想通貨取引所クラーケン、アブダビで事業ライセンス取得
