分散型金融、2022年だけでこれまで16億ドル以上が不正流出
2022-05-04 08:48:53
分散型金融(DeFi)分野では2022年にハッキングや詐欺が多発し、ユーザーから盗まれた仮想通貨は16億ドルを超えている。これは2020年と2021年の合計額を上回っている。
ブロックチェーンセキュリティ企業Certikの分析によれば、3月の流出額は7億1920万ドル以上にのぼり、これは2020年全体で流出した総額よりも2億ドル以上多い。3月にはRonin Bridgeでの6億ドル超の流出事件が起こっている。
We have seen $1.6B lost in the #crypto/#web3 world so far this year.
In just the first 4 months on 2022 we have passed the total amount lost in 2021 ($1.3B) and in 2020 ($516MM). https://t.co/jDohhaUYUN— CertiK (@CertiKTech) May 2, 2022
4月は攻撃が多発した月であり、31件の重大インシデントを記録している。ほぼ1日1件起こっている計算になる。金額が大きかったものは、フラッシュローン攻撃を受けたBeanstalk Farmsでの1億8200万ドルだった。
Certikは、先月に発生したFei Protocolでの8000万ドルの流出と、自動マーケットメイカーのSaddle Financeによる1000万ドルの流出に注目している。
この2つのプロトコルでは、盗まれた資金を返還する代わりに、攻撃者に対して懸賞金を提供するとした。可能性は低いかもしれないが、2021年のPoly Networkの時にハッカーが懸賞金報酬を拒否し、ネットワークから盗まれた6億1000万ドルのほぼ全額を返還したことがあった。
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