元ソース<イーサリアム財団が法定通貨を保有する理由【コラム】
2022-05-06 07:00:00
ETH開発者、アムステルダムに集結
イーサリアム財団(Ethereum Foundation)が主催した開発者のための1週間にわたるイベント「Devconnect」は、4月25日に幕を閉じた。
アムステルダムで開かれたこのカンファレンスの最大の魅力は、専門家たちがMEV(マイナー抽出可能価値)から応用ゼロ知識証明テクノロジーに至るまで、幅広いトピックについて論じる点であった。
Devconnectでは、イーサリアムの生みの親ヴィタリック・ブテリン氏から、匿名の暗号資産リサーチャーHasuに至るまで、多様な登壇者によるパネルディスカッションやプレゼンが目白押しだった。
さらに、イーサリアム財団による2022年の年次レポートの発表とも重なった。同財団がその財政状況の概要を公表するのは、今回が初めてとなった。
イーサリアムエコシステムのサポートを行う非営利団体であるイーサリアム財団は、レポートの中で、流通しているすべてのイーサ(ETH)の約0.3%を保有していることを公表。
この数字については、これまでにも多くの報道が行われてきていたが、財団がどれほどのETHを保有しているか知りたければ、財団のイーサリアムアドレスを自分で調べれば、すぐに分かることだ。
これより興味深いのは、13億ドル相当のETHと1100万ドル相当のその他の暗号資産に加えて、財団が3億ドル相当の暗号資産以外の資産も保有している点だ。
イーサリアム財団が法定通貨を保有する理由【コラム】