BTCは上昇幅完全帳消し 水曜の上げは何だったのか?【仮想通貨相場】
2022-05-06 17:00:00
著者 長谷川友哉(はせがわゆうや)ビットバンク マーケットアナリスト
英大学院修了後、金融機関出身者からなるベンチャーでFinTech業界と仮想通貨市場のアナリストとして従事。2019年よりビットバンク株式会社にてマーケットアナリスト。国内主要金融メディアへのコメント提供、海外メディアへの寄稿実績多数。
5日のビットコイン(BTC)対円相場は351,138円(6.85%)安の4,774,202円と大幅安。前日の上げ幅を掻き消し、一時は3月16日ぶりに470万円を割り込む場面もあった。
欧州連合(EU)のロシア産石油輸入禁止を受けた原油価格上昇と、想定内の結果となった米連邦公開市場委員会(FOMC)を受け、週央からのBTC相場は490万円周辺から反発し、節目の500万円を回復し516万円まで戻した。一方、5日の相場は東京から欧州時間にかけて高値を維持したものの、米株の急反落に連れ安となり、前日の上げ幅を一気に掻き消し、一時は465万円付近まで押した。
第1図:BTC対円チャート 1分足 出所:bitbank.ccより作成
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