NFT基盤の競争激化、ダッパーラボが950億円のファンド設立──Flowエコシステムの拡大目指す

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2022-05-11 11:35:49
NFT基盤の競争激化、ダッパーラボが950億円のファンド設立──Flowエコシステムの拡大目指す

アメリカで大人気のNFTトレーディングカード「NBA Top Shot」の基盤として知られるブロックチェーン「Flow」を開発・展開しているダッパーラボ(Dapper Labs)は、Flowのエコシステムにプロジェクトや開発者を引きつけるために7億2500万ドル(約950億円)規模のファンドを立ち上げる。同社が10日、発表した。

ファンドは、アンドリーセン・ホロウィッツ(a16z)など、同ブロックチェーンのネイティブ暗号資産FLOWやDapper Labsの株式を保有する投資家が支援。プレスリリースによると、ファンドは暗号資産エコシステムを支援するファンドとしては最大規模となり、Flowエコシステムにおける「ゲーム、インフラ、DeFi(分散型金融)、コンテンツ、クリエイター」の支援が目的という。

ダッパーラボのCEO、ミク・最高ビジネス責任者ミク・ナーヤム(Mik Naayem)氏は「複数の観点で多様性を持つファンドであり、まず場所に関しては、アジア、ヨーロッパ、北米をカバーしている」とコメントした。「また、専門家やアクセラレーターの観点では、a16zをはじめとして、豊富な人材が揃っている」。

Flowの成長性は?

Flowは、トランザクションのスピードと低コストが特長で、トラフィックのほとんどは、ダッパーラボが展開するNFTプラットフォーム(NBA Top Shot、NFL ALL DAY、UFC…

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