元ソース<コインベースの決算から分かる3つの戦略:北米市場を読み解く
2022-05-12 06:00:00
北米で最大規模の暗号資産(仮想通貨)取引サービスを手がけるコインベース(Coinbase)は今週、減収減益となる第1四半期の決算報告書を開示した。年初からの市場環境を考えると、ノーサプライズの決算とも言えるが、報告書からはコインベースが仕かける中期的な事業戦略における3つの核が見えてくる。
インフレと、2月下旬に勃発したウクライナ戦争によるエネルギー・穀物価格の高騰を背景に、リスクアセットから多くの資金が引き揚げられる動きが見られる中、ビットコイン(BTC)やイーサリアム(ETH)を中心とする暗号資産の価格は停滞。そして、下落トレンドに入った。
ビットコインは昨年11月から今年1月にかけて大きく値を下げ、その後の2カ月はレンジ取引が続いた。
インフレ、ウクライナで激変した資金の流れ
(2021年5月~2022年5月までのビットコインの価格チャート/CoinDesk)ボラティリティの低さは、市場全体の取引ボリュームの減退につながり、コインベースの月間取引ユーザー(Monthly Transacting Users)数は1~3月期で920万人。昨年10~12月期の1140万人から減少。取引量は3090億ドル(約40.3兆円)で、前四半期の5470億ドルから大きく後退した。
Q1(1~3月期)の純収益にあたるNet…
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