元ソース<インフレが生む政治不信:ビットコインには追い風か【コラム】
2022-05-13 06:00:00
かつて「グレートモデレーション(大いなる安定期)」と呼ばれる時期があった。
米連邦準備制度理事会(FRB)のポール・ボルカー元議長が、1980年代にアメリカのインフレを封じ込めた後のこと。欧米諸国は、年間の物価上昇率が平均して2%ほどという、予測可能で穏やかな物価の動きを伴った、心地良い数十年間を享受していた。
FRBの独立した通貨政策への信頼が高まり、強固なものとなっていき、その結果として、経済や株式市場が活況を呈するという、好循環へとつながっていたのだ。
時には、苦境もあった。とりわけ大きなものを挙げるなら、2000年のドットコムバブル崩壊と、2008年の金融危機。そして、持つ者と持たざる者の格差はますます広がり、ウォール街がその富を築き上げる基盤となった政治モデルに対する幻滅が生まれた。
それでも、経済関連の政策決定にもたらす圧力や不透明感を伴ったインフレが、過去の遠い記憶となったことは、経済拡大という船は常に、本来の針路に戻って進んでいったということを意味していた。
翻って今はどうか?物価上昇という現在の状況は、長期的なグローバル経済の展望にとって何を意味するのだろうか?そして、ビットコイン(
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