元ソース<【US市場】ビットコイン、上昇──ボラティリティ低下、センチメント改善
2022-06-07 09:55:47
ビットコイン(BTC)はボラティリティが低下し、24時間で4%上昇した。過去1カ月、狭いレンジで推移したが、5月12日以降、3万ドルを大きく割るようなことにはなっていない。
ビットコインのドミナンス(暗号資産市場全体の時価総額に対するビットコインの時価総額)は6月6日、上昇した。短期的な反発にもかかわらず、暗号資産トレーダーのリスク意欲は低下しているようだ。
現状、暗号資産トレーダーの弱気センチメントは衰え始めている。ビットコインのFear & Greed Indexはこの1カ月横ばい、短期的な上昇に先行した1月下旬と似た状況だ。
アルトコインは、まちまち。ソラナ(SOL)は5%上昇、一方、ザ・グラフ(GRT)は2%下落した。
最新価格
●ビットコイン:31,386ドル、+4.38%
●イーサリアム:1,859ドル、+2.00%
●S&P500:4,121、+0.31%
●ゴールド:1,844ドル、-0.08%
●米国10年債利回り:3.04%
ショート清算、減少
ビットコインの反発は、先週末と似ている。しかし、今回はショートの清算の増加は、それほど極端ではない。
下図を見ると、過去2週間のショートの清算は減少している。多くの売り手は、極端な安値で通常発生するキャピチュレーション(パニック売り、損切り)を行わなかったことを示している。一方、ロングの清算は大きく増加しており、この数週間続いた価格下落のたびに強気ポジションが解消されたことを反映している。
【US市場】ビットコイン、上昇──ボラティリティ低下、センチメント改善