2021-05-05 08:00:35
ICPの初上場へ
米最大手暗号資産(仮想通貨)取引所コインベースはDFINITY財団が開発するプロジェクト『Internet Computer』のガバナンストークン「ICP」の新規上場予定を発表した。ICPの初めての上場となる。
現在ICPはまだ送金できないが、出来次第ICPをコインベースProに送金するサービスを開始し流動性の条件が満たされれば取引を開始すると説明。また、コインベースカストディでもICPに対応。一方、ニューヨーク州居住者はICPの利用対象外となるという。
Internet Computerとは
DFINITY財団は2015年に設立された非営利団体で、『Internet Computer』という分散型のクラウドコンピューティングプラットフォームを提供することを目指している。
2018年に、ICO(イニシャル・コイン・オファーリング)を通してa16zやPolychain、Multicoin Capitalなどから100億円以上調達。当初、DFNトークンと名付けられていた。
のち、2020年に外部の開発者に向けてプラットフォームを公開。メインネット「Genesis」のイベントは5月7日PT時間10時(日本時間8日2時)にローンチする予定だ。
ICPのユーティリティについては、ガバナンスとしてステーキングし報酬が得られるほか、スマートコントラクトのコンピュテーションにおける『サイクル』に転換することもできるという。また、ICPのブロックチェーンを利用する開発者は、ウェブサイトや企業向けのITシステム、DeFi(分散型金融)プロトコルやNFT(非代替性トークン)などを立ち上げることが可能だ。
CTSIなど4銘柄の新規上場も
ICPのほか、コインベースはCartesi(CTSI)、iExec(RLC)、Mirror Protocol…
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