仮想通貨レンディング企業バベル・ファイナンス、「異常な流動性圧力」で出金を停止
2022-06-18 00:07:10
香港に拠点を置く資産運用会社バベル・ファイナンス(Babel Finance)は市場低迷が続く中、深刻な問題に直面している新たな仮想通貨レンディング企業だ。
バベル・ファイナンスは6月17日、「異常な流動性圧力」を理由に同社商品の償還と出金の一時停止を発表した。
「最近、仮想通貨市場は大きな変動を経験しており、業界の一部の企業では伝導性のあるリスク事象が発生した」と、バベル・ファイナンスはウェブサイト上の声明で述べている。
同社は、この件に関して「すべての関係者」と緊密に連絡を取り合っており、顧客を守るために最善を尽くしていると述べている。
2018年に設立されたバベル・ファイナンスは大手仮想通貨金融サービスプロバイダーであり、機関投資家向けに仮想通貨レンディング、資産管理、レンディングサービスを提供している。同社のポートフォリオは、月平均80億ドルの取引高を生み出した。2022年5月上旬、同社はズー・キャピタル、セコイア・キャピタル・チャイナ、ドラゴンフライ・キャピタル、タイバー・グローバル・マネジメントなどが参加するシリーズAの資金調達ラウンドで4000万ドルを
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