2022-07-05 08:45:06
欧州中央銀行（ECB）は、仮想通貨の規制を調和させる必要性について欧州連合加盟国に警告することによって、新しい法律を準備しているようだ。
フィナンシャルタイムズの3日の報道によると、ECBは、当局が暗号資産市場（MiCA）の枠組みを実施するにあたって、EUのそれぞれの中央銀行と仮想通貨企業間の規制の重複の可能性について懸念している。欧州議会、欧州委員会、欧州理事会は6月30日、それぞれの管轄下にある仮想通貨発行者とサービスプロバイダーを単一の規制枠組みの下に置くことで合意に達した。
EU加盟国19カ国の規制当局は、7月に開催される監督委員会に出席し、MiCAとその導入の可能性について議論すると報じられている。この法律が施行されると、アセットサービスプロバイダーは、投資家保護を目的とした特定の要件を遵守するだけでなく、不安定な仮想通貨市場に投資する潜在的なリスクについて顧客に警告することが要求されることになる。EU当局はまた、提案された規制の枠組みを評価し、それがノンファンジブルトークン（NFT）のような他の仮想通貨関連製品を含むかどうかを決定するために18ヶ月のレビュー期間を持つ。
ある国の規制当局は市場は「非常にチャレンジング」と語っている。「MiCAが18ヶ月後に迫っている中、『それまで、好きなようにやって、規制はない』と言うのが良いのか、それともそれに対処しようとするのが良いのだろうか」
ECB to warn eurozone countries over crypto regulation
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ECB、仮想通貨規制の「調和」に向けて準備中＝報道
