ビットコイン、リセッション懸念で米株連騰の謎【仮想通貨相場】
2022-07-07 09:36:00
著者 松田康生(まつだやすお)楽天ウォレットシニアアナリスト
東京大学経済学部で国際通貨体制を専攻。三菱UFJ銀行・ドイツ銀行グループで為替・債券のセールス・トレーディング業務に従事。2018年より暗号資産交換業者で暗号資産市場の分析・予想に従事、2021年のピーク800万円、年末500万円と予想、ほぼ的中させる。2022年1月より現職。
ポイント
・20,000ドル近辺で底堅い
・FTX CEO「最悪期は去った」
・米株はリセッション懸念から来年の利下げを織り込み2連騰
・このリスクオンの継続性にはやや疑問
昨日のBTC相場
昨日のBTC相場は底堅い展開。
20,000ドル(約270万円)を挟んでのもみ合い推移が続いたが、若干レンジを切り上げている。
上海の大規模PCR検査を受けて米景気減速懸念が浮上、BTCは20,000ドル台から19,000ドル(約255万円)台に値を下げていたが、原油安・金利低下などを好感、連休明けの米株が安寄り後、前日比でプラス圏に切り返すと、BTCも20,000ドル台半ばまで上昇した。
下押した後、20,000ドル割れでサポートされると、Three Arrow…
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