ビットコイン、いよいよ米CPI、前回との違い【仮想通貨相場】
2022-07-13 10:15:00
著者 松田康生(まつだやすお)楽天ウォレットシニアアナリスト
東京大学経済学部で国際通貨体制を専攻。三菱UFJ銀行・ドイツ銀行グループで為替・債券のセールス・トレーディング業務に従事。2018年より暗号資産交換業者で暗号資産市場の分析・予想に従事、2021年のピーク800万円、年末500万円と予想、ほぼ的中させる。2022年1月より現職。
ポイント
・19,000ドル台前半に
・米逆イールド拡大で景気減速懸念、本日のCPI警戒し、引けにかけて米株急落
・インフレピークアウト期待があった前回と異なり、市場の目線は上がっている
・CPIの水準によってはBuy on the Factもあり得るか
昨日のBTC相場
昨日のBTC相場は上値の重い展開。
朝方20,000ドル(約275万円)を割り込むと、今度は20,000ドルがレジスタンスとして上値を抑える格好となった。
週末に上海でBA.5株が発見されたこともありBTCは21,000ドルを割り込んだが、週明けは方向感のない取引が続いた。
しかし、破綻した暗号資産ヘッジファンドThree Arrow…
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