元ソース<リスク多数も底堅いビットコイン──グズつく展開いつまで?【bitbankレポート】
2022-07-15 06:30:00
500万円から400万円周辺まで一段安となっていたビットコイン(BTC)対円相場は、6月に入ると再び一段安を演じ、200万円台中盤まで下げ足を速めた。
トリガーとなったイベントとしては主に2つある。
①5月の米消費者物価指数が前月から上昇し、50ベーシスポイント(bp)利上げの効果が十分に発揮されなかったことでよりタイトな政策引き締めの織り込みが加速したこと。
②テラショックの影響で、stETHがイーサ(ETH)からディペッグした事によるCelsiusのインソルベンシーリスク浮上と、顧客資産出金停止を受けた市場の混乱だ。
ただ、不幸中の幸いにも、市場が6月の米連邦公開市場委員会(FOMC)での政策金利誘導目標75bp引き上げを急速に織り込んだこともあり、6月のFOMC会合では75bp利上げと、年末時点の政策金利の着地予想が1.9%から3.4%と大幅に引き上げられたにも関わらず、BTC相場には大きな打撃とはならなかった。
その後、市場はリセッションの可能性を織り込み始め、一時は利上げサイクル終了が前倒しになるとの見方から、米株やBTCは戻りを試したのも束の間、FRBがリセッションよりも物価上昇抑制に焦点を置いていることが徐々に明らかになったことや、米経済指標の下振れが続いたこともあり、再び上値を重くしている。
3AC(Three Arrows…
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