米財務省、サイバー制裁など目的にブロックチェーン分析ツールを求める

仮想通貨



2021-05-07 17:20:33

制裁を実行するための分析ツール

米財務省の外国資産管理局(OFAC)がブロックチェーン分析ツールを提供できる業者を求めていることがわかった。

分析ツールは、OFACのグローバルターゲティング局(OGT)がビットコイン(BTC)などの暗号資産(仮想通貨)取引を追跡して、制裁対象(SDN)リストに掲載する可能性がある者の情報を収集するために使われるという。

インターネット上の行為者の帰属情報を確定するためには、2つ以上のツールがあることが理想的とされている。また、OFACが証拠として使用するために、法的要件を満たす必要がある。

具体的には以下の機能が必要である項目として挙げられた。

アドレスのグループ分け
トランザクションフローのマッピングとグラフ化
仮想通貨ウォレットのエクスプローラー
ユーザー行動
為替レートのデータ
取引データ
市場データの分析

OFAC側は、こうした分析ツールの情報を提供できる団体を、2021年5月25日まで募集する。

4月に、OFACはロシア政府の指示で2020年の大統領選挙に不正関与を試みたとして、16の団体への制裁を発表。関連団体に利用された仮想通貨アドレスのブラックリストを公開していた。こうした背景からも、制裁実施体制を強化していると考えられる。

関連:米財務省がロシアに制裁措置を表明──関連団体の仮想通貨アドレスをブラックリストに

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