2022-07-21 07:13:00
電気自動車メーカーのテスラが20日に公開した財務報告書によると、第2四半期に保有するビットコイン（BTC）のほとんどを売却したことがわかった。
「第2四半期末時点で、購入したビットコインの約75％を法定通貨に変換した」とテスラは四半期報告書で述べている。「第2四半期の取引で、バランスシートに9億3600万ドルの現金を追加した」
財務諸表によると、テスラのビットコイン保有量は、3四半期連続で比較的安定していた。3月末までに、テスラは12億6100万ドル相当のビットコインを帳簿に載せていた。清算後、同社は現在、2億1800万ドル分のビットコインを保有している。
コインテレグラフが報じたように、テスラは2021年3月に保有するBTCの一部を売却し、1億2800万ドルの純益を実現した。当時、イーロン・マスクCEOは、テスラの保有資産の10％に相当するこの売却について、「バランスシート上の現金保有に代わるビットコインの流動性を証明するため」と説明した。
2021年1月、テスラは15億ドル相当のBTCを取得し、ビットコインの最大の企業保有者の1つとなった。この購入は、2月に米証券取引委員会（SEC）に提出された書類で開示された。当時、テスラはBTCの支払いを受け入れる計画も持っていたが、ビットコインのエネルギー使用量に対する懸念から、後にその計画は破棄された。
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テスラ、第2四半期に保有するビットコインの75％を売却
