2021-05-07 17:30:46
米証券取引委員会(SEC)のゲーリー・ゲンスラー委員長は5月6日、2兆ドル規模の暗号資産市場では、(暗号資産)取引所に対する規制も含め、アメリカでの投資家保護の強化が必要だと発言した。
SECのトップに就任して以来初めてとなる公開公聴会の場でゲンスラー委員長は、SECの権限は証券と、暗号資産に投資する可能性のある商品とアセットマネージャーに限定されていると述べた。特に取引所にまつわる規制上の明確さを高める上で、議会が役割を果たすことができる可能性があると示唆した。
「現在、SECや姉妹機関である商品先物取引委員会(CFTC)は、暗号資産取引所に関する規制上の枠組みを持たない」とゲンスラー委員長は指摘。「現状では、暗号資産取引所に対して市場を規制する当局は存在せず、そのために詐欺や操作から投資家を保護する仕組みも存在しない」
ゲンスラー委員長は、暗号資産取引所に対する規制がどのようなものになり得るのか、具体的に語ることはなかった。
委員長のコメントは、共和党のパトリック・マクヘンリー(Patrick…
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