2022-08-12 10:50:42
dYdXの法令順守
暗号資産(仮想通貨)デリバティブの分散型取引所dYdXは11日、サービスのコンプライアンス要件に抵触して自動的にブロックされるユーザー数が増加した旨を報告した。
Tornado Cash(トルネードキャッシュ)を利用した仮想通貨を保有するウォレットが対象となり、中には不当に制限された場合もあったという。同社はシステムの調整を図っていると加えた。
Tornado Cashは、米財務省により8日に制裁対象とされた仮想通貨ミキシングサービス。トランザクションデータを複数混ぜ合わせることによって、通貨の出所や保有者のアイデンティティを隠す。
米財務省は、これまでハッキングにより資金が盗まれた際に、サイバー犯罪者がTornado Cashをマネロンに利用してきたことから、同サービスを制裁リストに追加したと説明している。
dYdXのリリースによると、同社は以前からサードパーティ製のコンプライアンス・アプリケーションを使用しており、違法行為に関連するアカウントを検知してフラグを立ててきた。
ランサムウェア、マルウェア、児童性的虐待の材料を扱う可能性のあるベンダー、指名手配中の犯罪者、国連、EU、英国、米国、日本などのグローバルコミュニティが公表する制裁リストに関連する資金を持つアカウント。
この突然のフラグの流入は、トルネード キャッシュに直接関与したことのない多くのアカウント所有者に影響を与えました。そのようなユーザーは、プラットフォームとやり取りする前に、さまざまな取引中に送金された資金の出所に気付かないことがよくあります。
— dYdX (@dYdX) 2022 年 8 月 10 日
しかし、本件でdydxからブロックされたユーザーの中には、Tornado…
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