弱めの米雇用統計で、ビットコインが払拭した懸念とは?【仮想通貨相場】
2021-05-10 09:03:00
著者 松田康生 (まつだやすお)FXcoin シニアストラテジスト
東京大学経済学部 国際通貨体制専攻 三菱銀行(本部、バンコック支店)ドイツ銀行グループ(シンガポール、東京)を経て2018年7月より現職。 短国・レポ・為替・米国債・欧州債・MBSと幅広い金融市場に精通
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弱めの米雇用統計で反発
週末のBTC相場は、底堅い展開。55,500ドル(約605万円)でサポートされると、59,500ドル(約645万円)近辺まで値を伸ばしたが、6万ドルを前に失速するも、56,000ドル(約610万円)台でサポートされている。BTCは、ゲンスラー新SEC委員長の規制強化発言もあり、上値が重くなっていたが、ゴールドマンサックスが暗号資産NDFを開始とのBloombergの報道やCITIも暗号資産サービス提供検討とのFTの記事もあり55,500ドルでサポートされると、米雇用統計(NFP)が予想を大きく下回り、金融緩和縮小懸念が後退し株式が上昇、BTCも値を上げた。更にサポーターとされるEマスク氏のSaturday Night Live出演を前にDOGEコインが史上最高値を更新、またVanEckによるETF申請があったETHも史上最高値を更新する中、BTCも59,500ドル近辺まで値を上げた。しかし、6万ドルを前に上値が抑えられ、マスク氏のTV出演でSell the Fact気味にDOGEが急落、BTCも若干連れ安となるも、56,000ドル台でサポートされている。
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