暗号資産と伝統的金融の境界線は消えつつある──ウォール街のBarのハッピーアワー

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2022-08-15 06:00:22
暗号資産と伝統的金融の境界線は消えつつある──ウォール街のBarのハッピーアワー

マンハッタン南部に位置するウォール街を歩いていると、その歴史に心打たれる。北側にほぼ完璧な碁盤目状の道路ができるずっと前に作られた曲がりくねった道、ニューヨーク証券取引所(NYSE)の前の石畳…。

8月9日夜、NYSEから南に数分のところにある「Broadstone Bar & Kitchen」には、伝統的金融会社の社員たちが集まっていた。1937年創業の老舗資金運用会社ティー・ロウ・プライス(T. Rowe Price)やシカゴ・オプション取引所(CBOE)、投資銀行RBC Capital Marketsなど、いずれも昨日今日生まれたわけではない企業の社員が来ていた。NYSEの名札をつけたスーツ姿も多い。

Happy Hour has begun! We’re so excited to be together again supporting the @AutismScienceFd and #RidesFAR! pic.twitter.com/cFhkVsFZep— Wall Street Rides FAR (@wsridesfar) August 9, 2022

だがその中に、少し奇妙な、急成長中の暗号資産カルチャーも見受けられた。ジーンズにTシャツ、FTXのキャップといういつもの服装から、暗号資産関係者をすぐに見つけることができた。

店にいた人たちは皆、午後4時にNYSEが閉まるとすぐ、Autism Science Foundation(自閉症科学財団)への寄付を募る「Wall Street Rides…

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