Acala、不正発行されたステーブルコインaUSDの大半を回収

仮想通貨



2022-08-18 09:55:43

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不正発行された資産の大半を確保

暗号資産(仮想通貨)ポルカドット上のDeFi(分散型金融)プロジェクトAcalaは17日、ステーブルコインAcala Dollar(aUSD)の不正発行について新たな報告を行った。発行された30億2,200万aUSDのうち、29億7,000万aUSDを回収・確保しているという。

2 番目のバッチ トレース結果 + 以下の概要。 合計 30 億 2200 万ドルの aUSD エラー ミントが 16 のアドレスから請求されました。 不動明王の国民投票 #21 は約 1.292B を焼き尽くしました。 インシデント発生後に取得された iBTC/aUSD LP トークンの 1.682B aUSD エラー ミントは、16 の Acala アドレスに残っています。 https://t.co/8MTBinhrVP

— アカラ (@AcalaNetwork) 2022 年 8 月 17 日

Acalaでは14日、1,600億円相当のステーブルコインAcala Dollar(aUSD)が不正に発行されていた。これは、稼働したばかりのiBTC/aUSD流動性プールの設定ミスによるものだった。この脆弱性によりaUSDが不正に鋳造され、複数のウォレットアドレスに送金されていた形だ。なお、設定ミスはすでに修正されている。

aUSDは基準値となる1ドルから一時的に大幅ディペッグした。執筆時点では、0.84ドルまで回復しているものの、依然として米ドル価格との乖離が見られる状態だ。

ステーブルコインとは

価格が常に安定している(stable)仮想通貨を指す。ステーブルコインは暗号資産の一種で、BTCやETH、XRPなど変動性のある資産とは異なり、米ドルなどに裏付けられその価値($1)を保つことが目的だ。米ドルの裏付けによるステーブルコイン(USDT・USDC)のほか、DAIやUSTといったアルゴリズムを利用するステーブルコインもある。

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