2022-08-19 11:33:14
制裁準拠かネットワーク尊重か
米国の主要な暗号資産(仮想通貨)取引所コインベースのBrian Armstrong CEOは19日、イーサリアム(ETH)のステーキングプロバイダーの立場から、当局の制裁措置への対応方針について言及。
「制裁に準じてネットワークを検閲する」よりも、「イーサリアムのステーキング事業を停止する」方を選択する意向を表明した。
発端は、米財務省がTornado Cashを利用したウォレットアドレスを8月初旬に制裁リストに追加した件について、イーサリアム開発者のLefteris Karapetsas氏がCoinbaseや米Krakenを含む集権型のステーキングオペレーターに投げかけた2択の質問だ。
への質問 @LidoFinance、 @コインベース、 @krakenfx、 @stakedus、 @BitcoinSuisseAG
規制当局があなたに検閲を依頼した場合 #イーサリアム バリデーターとのプロトコルレベル:
A) プロトコルレベルでの遵守と検閲
B) ステーキングサービスをシャットダウンし、ネットワークの完全性を維持する https://t.co/UYVR2L6tB1
— レフテリス・カラペツァス | @rotkiapp (@LefterisJP) 募集中 2022 年 8 月 14 日
Karapetsas氏は規制当局がバリデーターに対してイーサリアムをプロトコルレベルで検閲するように要求した場合、どう対処するかとして以下2つを挙げた。
A:制裁に準じてネットワークを検閲する
B:ネットワーク正当性を保護するため、ステーキング事業を停止する
この件は、中央管理者が不要で、サービスを止めることができない(検閲耐性)点を理想とする分散型ネットワークに、主要な事業者がどのように関与するかが焦点となっている。
前提として、9月15日前後に暫定的に予定されている「マージ」を迎えると、イーサリアムは「プルーフ・オブ・ワーク(PoW)」と「プルーフ・オブ・ステーク(PoS)」ビーコンチェーンを統合し、完全なPoSに移行する。PoSでは、ETHをステークする 長文は切り捨ててております。元ソースよりご確認ください。 元ソース