イーサリアム上の資金洗浄、約75%がトルネードキャッシュ利用=SlowMist

仮想通貨



2022-08-22 11:55:10

トルネードキャッシュを利用した資金洗浄

ブロックチェーンセキュリティ企業SlowMistは18日、「ブロックチェーンセキュリティと資金洗浄対策」に関する2022年の中間レポートを発表。今年上半期にイーサリアム(ETH)チェーン上でマネロンが行われた資金の約75%が、トルネードキャッシュに流入していたと報告した。

トルネードキャッシュは、米財務省外国資産管理局が8日に制裁対象に指定したミキシングサービス。仮想通貨を利用した犯罪事件の中で資金洗浄に利用される事例が多い。

関連:米財務省、仮想通貨ミキシング「Tornado Cash」を制裁対象に指定

ミキシングサービスとは

仮想通貨の取引データを複数混ぜ合わせることによって、その仮想通貨の出所や保有者のアイデンティティを隠すサービス。

▶️仮想通貨用語集

レポートによると、ミキシングサービスのトルネードキャッシュはETHブロックチェーン上で洗浄された資金を最大で約30万ETH(約75%)受け取っている。その他の内訳として、資金の約24%がハッカーの保有するウォレットアドレスに残っており、約2%は取引所に送金されていた。

出典:SlowMist

具体的にトルネードキャッシュが使われた事件としては、Ronin Networkのブリッジ、Harmony(ONE)のエコシステムで構築されたHorizonブリッジ、Wormholeのブリッジなどクロスチェーンブリッジからの資金流出が挙げられている。

クロスチェーンとは

規格・仕様の異なるブロックチェーン同士を跨ぐこと、及びそれらを接続する技術を指す。イーサリアムのスケーラビリティ問題を受け、様々なプラットフォームでクロスチェーン導入が進んでいる。処理速度の向上のため、高速なブロックチェーンとの連携で負担を軽減する方針だ。

▶️

長文は切り捨ててております。元ソースよりご確認ください。


元ソース

続き・詳細はこちら イーサリアム上の資金洗浄、約75%がトルネードキャッシュ利用=SlowMist

イーサリアム上の資金洗浄、約75%がトルネードキャッシュ利用=SlowMist

タイトルとURLをコピーしました