テザー社、トルネードキャッシュ関連アドレスの凍結を行わない方針

仮想通貨



2022-08-25 09:52:08

「明確な指示があるまで凍結は行わない」

ステーブルコインUSDTなどを発行するテザー社は24日、米政府が制裁対象に指定したミキシングサービスTornado Cash(トルネードキャッシュ)について、関連アドレスの凍結を当面行わない方針を表明した。

テザー社は米外国資産管理局(OFAC)などの規制当局と頻繁に連絡を取っているが、これまでのところ、ステーブルコイン発行者に対して、制裁リストに挙げられた人物や団体に関連するアドレスを凍結するよう求める指示は受けていないと説明した。

テザー社は「流通市場のアドレスを法執行機関の指示なしに凍結することは、非常に破壊的で無謀な行動となる可能性がある」と指摘。同社は次のように説明した。

指示なしに凍結を行うと、当局が進めている調査を妨害する可能性もある。実際、法執行機関とのやり取りで、犯罪に関連している可能性のあるアドレスを知らされることがあるが、明確な指示なしにそのアドレスを凍結しないよう指導される。

なぜなら、凍結することで当局の調査がなされていると容疑者に警告することになり、不正資金の清算や放棄をさせ、さらなる追跡調査を難しくすることがあるからだ。

以上のことを踏まえて、テザー社は「米国当局の指示なしに行われたのであれば、USDコイン(USDC)がトルネードキャッシュのスマートコントラクトをブラックリスト化したのは時期尚早であった」とも続けている。

また、その他のステーブルコインPaxosや、DAIも、トルネードキャッシュ関連アドレスの凍結を行っていないことには「注目すべき」として言及した。

トルネードキャッシュとは

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