2022-08-26 06:00:32
イーサリアムの次なる段階にとって非常に重要なソフトウェア「MEV-Boost」を手がける開発者チームのフラッシュボッツ(Flashbots)は、イーサリアムコミュニティが取引検閲のリスクを懸念する中、コードのオープンソース化を加速させることを決断した。
これは、米財務省外国資産管理局(OFAC)が、取引を匿名化するためのミキシングサービス、トルネード・キャッシュ(Tornado Cash)がマネーロンダリングを促したとして、アメリカ人が同サービスを利用することを禁止したのを受けての決断だ。
この問題をめぐっては、トルネードのコード作成に携わったアレクセイ・ペルテセフ(Alexey Pertsev)氏の逮捕という事態にまで発展している。
取引の検閲
MEV-Boostは、9月にプルーフ・オブ・ステーク(PoS)への移行を実施する「Merge(マージ)」が行われた時に、トランザクションのブロックを作成する「ビルダー」と、ブロックをより広範なネットワークへと広める「プロポーザー」を分ける、任意で使えるソフトウェアだ。
フラッシュボッツは、このソフトウェアによって、イーサリアムのPoSネットワークで取引を処理するバリデーターが、MEV(最大抽出可能価値:Meximal Extractable…
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