「インフレリスク過小評価されている」米地区連銀総裁らが大幅利上げの継続を示唆

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2022-08-26 12:57:38

インフレリスクが軽視されている

ジャクソンホール会議でのパウエルFRB(米連邦準備制度)議長の基調講演を26日23時頃(日本時間)に控え、会議に参加する地区連銀総裁の発言に注目が寄せられている。

25日に現地で行われたCNBCのインタビューで、タカ派で知られるセントルイス連邦準備銀行のジェームス・ブラード総裁は、インフレ(物価高)の加速は米ウォール街が予想する以上に深刻な状況にあり、「マーケットはそのリスクを過小評価している」と指摘した。

インフレ対策に真剣であることを示すため、「FRBの政策金利を現状の2.25%~2.50%から、年末までに3.75%〜4.00%に引き上げたい」としている。

カンザスシティ連銀のエスター・ジョージ総裁もまた、政策金利を4%を超えて上昇させるべきとの見方を示した。まだ経済成長の重しとなるレベルまで金利を引き上げていないとして、「一時的に4%以上とする必要もあるかもしれない」、とブルームバーグに語った。

これらの発言は、FRBの利上げフェーズが2023年3月にも終了し、同年末まで同水準を維持するという、現在のマーケットの楽観的な見方を否定する。年末の金利水準について、先物金利市場では3.50%~3.75%となることが期待されている。(記事執筆時点)

CME FedWatch ツール

ブラード総裁が指摘するように、パウエル議長がより慎重なアプローチを取り、金融引き締めサイクルを継続する姿勢を強調することになれば、市場のリスクオフ感情を再燃させるだろう。米CoinbaseのDavid Duong機関調査責任者によると、株式市場やビットコイン(BTC)にとっては、短期的に苦戦を強いられる可能性がある。

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