2022-08-26 11:55:07
制裁を背景に取引終了
SBIホールディングスは、ロシアのビットコイン(BTC)マイニング企業BitRiver(ビットリバー)との取引を終了した。関係筋の情報としてコインデスクが報じた。
SBIは15日に、シベリア地域で行っていた仮想通貨マイニング事業を停止しており今後撤退と発表。その際は特に取引先企業の名前は挙げていなかった。
報道によると、SBIはBitRiverが運営する施設でビットコインのマイニングを行っていたという。SBIは、ロシアとウクライナの戦争開始後すぐに、シベリアでのマイニングを停止したと述べている。
撤退の背景には、主にウクライナ侵攻にともなうロシアへの経済制裁がある。米財務省は4月、「ロシアの天然資源のマネタイズに貢献している」としてビットリバーを制裁対象に追加。7月には、米国政府が外交ルートを通じて、日本の仮想通貨事業者にロシアとの関係を断つよう圧力をかけていたことが伝えられていた。
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SBIは、ロシア以外の国で行っているマイニング事業については継続すると説明している。Blockchain.comのデータによると、SBIマイニングプールは、2月に124ブロック採掘していたものの、7月には74ブロックまで採掘量が減少している。
他の企業がプールに参加することもあるため、必ずしもSBIの採掘量だけを反映したものとはいえないが、ロシアのウクライナ侵攻の影響が窺える形だ。
ブロックとは
仮想通貨の取引をまとめたデータであり、マイニング(採掘)の単位のこと。取引データのまとまりであるブロックをひとつひとつ連ねていくことでブロックチェーンとなる。
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