バイナンス、ステーキング関連サービスのアカウントを凍結

仮想通貨



2022-08-27 10:29:32

Baking Badのアカウントを制限

暗号資産(仮想通貨)取引所大手バイナンスは26日、法執行機関の要請により、テゾス(XTZ)ステーキング関連サービス企業Baking Badのアカウントを制限したと発表した。Baking Badへの返信の形で明らかになった。

問題のアカウントは、法執行機関の要請の結果として制限されました。 @TezosBakingBad 彼はすでにこのことを何度も知らされており、7/6、7/12、および 7/22 にサポート チャット システムを通じて LE 連絡フォームを提供したため、十分に認識しています。

— バイナンス (@binance) 2022 年 8 月 25 日

Baking Badは26日、「7月1日から私達のバイナンスアカウントが、何の説明もなく凍結されている。そして今日、私たちの残高がゼロに設定された。残高は約1.4億円(100万ドル)以上あった」と述べている。

これに対してバイナンスは、「このアカウントは、法執行機関の要請により制限されている。BakingBadは、7/6、7/12、7/22と複数回にわたって、そのことを通知されている」と回答。

さらに、バイナンスは顧客サポートのチャットシステムを通じて、Baking Badに、法執行当局へのコンタクトフォームを教えているとも続けた。バイナンスも「他の取引所と同じように、当局の要求に協力することが求められる」とする格好だ。

Baking Badは、その後バイナンスから返答がないことについても不満を表明したが、バイナンスは「手続きは当局を通して行われるもので当社はその過程をまったくコントロールしていない」と返している。

バイナンスは法執行当局の所属国や名前などの詳細については明かしていない。

バイナンスが行った最近の制限事例としては、ウクライナ戦争に伴い、ロシアの取引口座を一部制限したことがある。

関連:バイナンス、「顧客データを露政府に渡すことに合意した」とする報道を否定



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