2022-08-29 12:28:55
アップグレード後の検閲リスクを懸念
暗号資産(仮想通貨)マイニングプール大手AntPoolは27日、イーサリアムの次期大型アップグレード「マージ」(The Merge)完了後、ユーザーのETH資産をPoS(プルーフ・オブ・ステーク)チェーン上で管理しない方針を発表した。
セキュリティ上の観点、及び「検閲のリスク」が主な理由だという。
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— アントプール (@AntPoolofficial) 2022 年 8 月 27 日
ETH2.0 (The Merge)はさまざまな国の検閲リスクを伴うため、顧客の資産保全を考慮すると、ANTPOOLはPoSチェーン上のユーザーのETH資産を維持することができなくなる。
The Mergeとは
イーサリアムのコンセンサスアルゴリズムを「プルーフ・オブ・ワーク(PoW)」から「プルーフ・オブ・ステーク(PoS)」へ移行する大型アップグレードのこと。 アップグレード後もマイナーが採掘を続けることで、PoWとPoSをそれぞれ採用した2種類のイーサリアムが誕生する可能性があると注目が集まっている。
▶️仮想通貨用語集
AntPoolはユーザーに対し、9月3日までに、自身の保有するアカウントに個人のETHアドレスを追加するように求めている。ユーザーがAntPoolで獲得したマイニング報酬を受け取るためだ。
イーサリアム財団は25日、マージの実施日程を正式に発表。アップグレードはマイニングの最終合計難易度(TTD)でタイミングを決定し、9月10日から20日の間に行われる予定だという。
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