2022-08-29 16:25:59
アフリカのWeb3企業を支援
Kepple Africa Ventures社は29日、カルダノ(ADA)関連企業EMURGO Africaとの提携を発表。同国のWeb3(分散型ウェブ)領域スタートアップに対して、トークン発行・投資を軸にした支援事業を行う方針を明かした。
Kepple Africa Ventures社はケニアとナイジェリアに拠点を構えており、2018年からアフリカでスタートアップ投資を開始。現時点で11ヵ国100社以上への投資実績があり、現地スタートアップの成長をサポートし、日本企業と協業する仕組みを作り出すことを事業としている会社だ。
EMURGOは、カルダノの商業化・ベンチャー部門。EMURGO Africaは、アフリカでカルダノが、新興産業革新のための標準技術基盤プラットフォームの地位を確立することを目標としている。
今回の支援事業について、Kepple Africa Ventures社はアフリカでは今後、Web3分野のスタートアップが増大する見込みがあると説明。事業としては、EMURGO Africaとの提携によって、アフリカのWeb3企業に対して、トークノミクスの設計からトークン発行、トークン投資までの一貫した支援を行う予定としている。
なお、支援事業の推進のため、Kepple Africa Ventures社は、新事業会社をシンガポールに設立した。フルタイムで加わる新しい人材の独立支援で、チームと事業の拡大を目指す形だ。
Web3とは
Web3.0は、現状の中央集権体制のウェブをWeb2.0と定義し、ブロックチェーン等を用いて非中央集権型のネットワークを実現する試みを指す。
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