6万ドルで跳ね返されたビットコイン、大手金融機関参入相次ぐ【仮想通貨相場】
2021-05-11 09:05:00
著者 松田康生 (まつだやすお)FXcoin シニアストラテジスト
東京大学経済学部 国際通貨体制専攻 三菱銀行(本部、バンコック支店)ドイツ銀行グループ(シンガポール、東京)を経て2018年7月より現職。 短国・レポ・為替・米国債・欧州債・MBSと幅広い金融市場に精通
Review
再び6万ドルで跳ね返される
昨日のBTC相場は反落。56,000ドル(約610万円)台でサポートされると、じりじりと値を上げたが、6万ドルを前に失速、海外時間には一時53,000ドル(約580万円)台まで値を下げた。Eマスク氏のTV出演を機にSell the Fact気味に急落したDOGEコインが土曜日に付けた史上最高値から4割強下げたところから切り返したこともあり、BTCも56,000ドル台から切り返すと、ETHが4,000ドルを超えて急上昇する中、週末の高値だった59,000ドル台に値を戻していた。6万ドルを前に上値を抑えられると、ETHが値を上げる一方で、暗号資産全体の時価総額に占める割合(ドミナンス)が直近安値を更新する中、BTCはじりじりと値を下げた。UBSの暗号資産参入報道もあり一旦は反騰したものの、CNBCでゲンスラー新SEC委員長が暗号資産取引に投資家保護が必要とコメントした事や大きく下げて始まったNasdaqに続きSP500なども下落に転じたこともあり、BTCも53,000ドル台に値を崩した。その後、足元では56,000ドル台に値を戻している。
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