元ソース<フィリピンのNFTゲームブームが世界に示すイノベーション
2021-05-16 08:00:00
「Axie Infinity」は簡単なゲームではない。ゲーム内で獲得したポイントを換金することも簡単ではない。だが、そんなことは関係ない。この「プレーして稼ぐ」ノンファンジブル・トークン(NFT)ゲームは、フィリピンでユーザー数を伸ばしている。
私がこのゲームを前回記事にしたのは2020年8月。新型コロナウイルスによるロックダウンのために仕事を失った後、生活費を稼ぎ、日々の食べ物を手にするためにヌエバ・エシハ州カバナチュアン市で100人近くがプレーしていると聞いたことがきっかけだった。
ヌエバ・エシハ州は田んぼと三輪タクシー「トライシクル」が走っているフィリピンのよくある一地方だ。
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そして今、フィリピンはAxie Infinityのトラフィックが世界で最も多い国となっている(ちなみにAxieは大規模な資金調達ラウンドを成功させたばかり)。
人気とともに参入障壁も高く
開発元のスカイ・メイビス(Sky Mavis)のデータによると、フィリピンでのダウンロード件数は2021年3月の1万件から、現在は2万9000件超へと増加している。ちなみに世界全体でのダウンロード数は7万件。トラフィックでフィリピンに次ぐのはインドネシアとベネズエラ。いずれも新興国であり、国内での雇用は不足し、コロナ禍における支援は限られている。
Axie…
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