2021-05-17 15:07:44
2020年に被害額が急増
ブロックチェーン分析企業Chainalysisが、ランサムウェア攻撃についての中間レポートを発表、2021年に入ってから現在まで、暗号資産(仮想通貨)で支払われたランサムウェア攻撃の被害額はすでに8,100万ドル(約88億円)にのぼるという。2020年に被害額は急増し、過去最高額である年間4億600万ドル(約443億円)に達しており、仮想通貨を使った犯罪の中でも、増加率が最も高いと述べている。
ランサムウェアとは、被害者のコンピューターとファイルを機能不全に陥らせ、システムを元に戻すための身代金を脅し取る攻撃方法である。
レポートによると、2020年に入ってからの増加は、被害者から多額の支払いを得る新種のランサムウェアが多いことや、既存のランサムウェアが拡大していることが要因だ。
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