2021-05-21 12:13:08
ビットコイン相場と金融マーケット
仮想通貨市場では、ビットコインやアルトコインが大幅反発。
42,000〜43,000ドルのレジスタンスライン(上値抵抗線)でもみ合っている。引き続き警戒すべき局面ではあるが、一旦は下げ止まった。市場の視点は峠を越えたかどうかに移っているものと思われる。
ビットコインが前日比10.7%高の452万円(41,400ドル)となったほか、イーサリアムが前日比20.5%高の31.5万円、XRP(リップル)が前日比12.5%高の129円となった。国内大手のコインチェック上場銘柄では、エンジンコイン(ENJ)が前日比32.8%高と最も反騰している。
オンチェーンデータからは、過去最大規模となる1日あたり52.8億ドル相当のステーブルコインが仮想通貨取引所に流入したことがわかった。20年3月の暴落時にも同様の傾向は確認されている。
Moskovski CapitalのLex Moskovski(@mskvsk)氏は「今回の過去最大級の暴落に伴い、多くの人が押し目買いを行った」との見方を示した。
52.8億ドルのstablecoinが24時間で取引所に預けられました。
これは絶対的なATHです。
テスラ以前の発表の動きよりもさらに大きい。
多くの人がディップを購入しました。 pic.twitter.com/XCKhrxzSAF
-Lex Moskovski(@mskvsk) 2021年5月20日
世界経済などのインフォグラフィックを提供するVisual Capitalist(@VisualCap)は、過去のビットコイン相場のクラッシュと比較して、いかに今回が歴史的な下落幅であったかを紹介した。画像はCoinMarketCapのデータを利用し、ビットコインの過去最高値からの修正幅を示したもの。18年1月の事例では、仮想通貨の大規模な不正流出につながったコインチェックハッキング事件が下落の一因となったとしている。
過去の売却と比較した2021年のビットコインクラッシュ📉https://t.co/8vAioH0zYK pic.twitter.com/7pK4RHQIyV
—ビジュアル…。
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