2021-05-22 07:15:19
中国のネガティブニュース
中国の国務院金融安定開発委員会(以下金融委員会)は21日に開かれた51回の会議にて、金融リスクの防止をテーマに、ビットコインマイニングおよび取引に対して取り締まる方針を伝えた。
今回の会議は金融委員会のLiu He主任が主催したもので党政府が実体経済や安定な通貨制度、市場の合理的な流動性、金融サービスレベルの改善などを中心に方針を示した。
中で語られた「金融リスク防止」の点について、全般的な金融アラート措置や信用リスクの抑制、プラットフォーム企業に対する金融活動の監督のほか、「ビットコインのマイニングと取引行為への取締り」という仮想通貨市場に関連する内容も含まれている。一方、具体的にどのように取り締まるかは明確にされていない。
国務院がビットコイン(BTC)について言及したのは、今回が初の事例のようで、投資家が警戒を強めており、相場は再び急落していた。
また、今週では中国の関連ニュースは他にもあった。19日に、中国の金融監視機関である中国国家インターネット金融協会、中国銀行行業協会、および中国の支払いおよび清算協会は国内における仮想通貨禁止の方針について改めて強調し、2013年および2017年に施行した決済企業等の金融機関に対する仮想通貨取扱いの禁止方針を再び伝えた。
関連:中国の金融監視機関、金融機関等の仮想通貨扱い禁止を再度強調
有識者の見解
中国事情通のDovey Wan氏は今回金融委員会の発言を受け、国務院による直接命令であるため、「これまでの中国FUD(恐怖・不確実・疑問)よりも実質的になる可能性が高い」と指摘した。
ニュースの深刻さは、通常の中国のFUDよりもデフであり、重要である可能性があります
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