SEC、フィデリティとスカイブリッジのビットコインETF審査開始
2021-05-28 08:00:38
米証券取引委員会(SEC)は米金融大手のフィデリティ・インベストメントとスカイブリッジが提出したビットコインETF(上場投資信託)の審査を開始した。米国ではこれまでにビットコインETFは却下か取り下げで1件も承認されておらず、今回も審査の行方が注目されている。
フィデリティの申請に関する審査は、25日に開始され、スカイブリッジは21日に始まった。
両ETFの申請は3月に行われており、アンソニー・スカラムーチ氏率いるスカイブリッジは投資顧問のファースト・トラスト・アドバイザーズと提携し、NYSEアーカへのETF上場を目指している。一方のフィデリティは複数の価格フィードから得られる独自のインデックスを使ってビットコインの日々の値動きを追うETF商品となっている。
SECは現在、今回の2件の申請を合わせて、合計で6本のETFを審査中だ。そのうち、ヴァンエック社が申請したETFについては来月にも審査結果が分かることが見込まれている。
SECがビットコインETFを承認しない理由は、少数の投資家による価格操作の懸念や高いボラティリティだ。現在は機関投資家の参入などで、これまでより投資商品としての成熟してきていることから、承認される可能性が以前よりも高いとみる向きもある。もしビットコインETFが承認されれば、機関投資家のさらなる呼び水となり、価格に大きく反映されるだろう。
翻訳・編集 コインテレグラフジャパン
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