東南アジア最大手DBS、STOでデジタル債権12億円相当を発行

仮想通貨



2021-05-31 18:26:38

DBS銀行、初のSTO実施

東南アジア最大手DBS銀行は31日、12億円相当(1,500万SGD)のデジタル債権を発行したと発表。同行初となるセキュリティートークンオファリング(STO)が実現した。

DBSのデジタル債権は6ヶ月間の満期と年率0.6%のクーポンレートを有しており、傘下の仮想通貨取引所DBS デジタルエクスチェンジ(DDEx)を通じて、提供される。流通市場では、DDExのメンバーや顧客である機関投資家や適格投資家を対象に取引可能となる。

通常の債権とは異なり、DBS銀行がトランザクションの唯一のブックランナーで、最小取引単位も従来の1/25程度の1万SGD(約80万円)単位から購入ができる。(従来の取引単位は25万SGD(約2,000万円))

同行の関係者は、今回のSTOはクライアントやその他の発行体にDDExのインフラを活用する事で、「効率的に資本市場にアクセス」できる点を拡めるとコメント。今後のSTO発行や上場に向けた良い前例を築いたとした。

また、DBSグループのキャピタル・マーケット部門の責任者であるEng-Kwok Seat Moey氏は新たな資金調達手段を示したと述べ、以下のとおり語った。

我々の顧客がSTO発行を資本調達の一環としてさらに受け入れていく中で、アセットのトークン化は今後さらに主流化していくだろう。

このような動きはシンガポールの、アジアにおけるデジタルアセットのハブになるという目標達成に貢献するはずだ。

DBSの確定インカム部門のグローバル責任者であるClifford Lee氏は、従来「アジアにおける債券のトークン化は債権を詰め直したものだったが、dbsのデジタル債権は法的遵守や税務上の要件を満たした形で、より小さい規模でデジタル取引所へ直接発行できる」と言及。既存の債権に関する法律に遵守した形でSTOを行えると説明した。

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