2021-05-31 12:06:24
世界の仮想通貨ヘッジファンドを調査
世界4大会計事務所の一つ、プライス・ウォーターハウス・クーパース(PwC)が、暗号資産(仮想通貨)に特化したヘッジファンドに関する調査結果を発表した。今年で3年目となる世界規模の調査レポート「PwC Annual Global Crypto Hedge Funds Report 2021」では、2020年にヘッジファンドの運用資産総額が約2倍に急増するとともに、リターンの中央値が前年の30%に対し、128%に増大したと報告された。
なお本調査は、2021年第1四半期の調査データに基づいており、「流動性のある上場した仮想通貨」に対しアクティブ運用を行うヘッジファンドを対象にしている。そのため、仮想通貨インデックスファンドや仮想通貨ベンチャーキャピタルファンド(株式タイプの投資)、ETF等は除外されている。
今年の調査対象となった約200のファンドのうちの8割は、2017年から2020年の3年間に設立されたものだった。
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