元ソース<米大リーグ、過去映像などをNFT化──第1弾はルー・ゲーリックの引退スピーチ
2021-06-02 14:30:01
スポーツ関連のNFT(ノンファンジブル・トークン)を手がけるキャンディ・デジタル(Candy Digital)は、MLB(米大リーグ機構)と提携し、ライセンス供与された野球コンテンツのNFTを購入・取引・共有できるMLBエコシステムを構築する。
計画の第1弾となるNFTは、1920年代〜30年代に活躍した伝説的な選手、ルー・ゲーリッグ氏が1939年7月4日、ニューヨークのヤンキー・スタジアムで行った引退スピーチ「Luckiest Man」の映像だ。ゲーリック氏は体調不良と成績不振に悩まされた後、難病のALS(筋萎縮性側索硬化症)と診断され、引退を余儀なくされた。
MLBは今年3月、毎年6月2日を「ルー・ゲーリック・デー」に定めた。
スポーツ関連のNFTはこの数カ月で人気を集めており、ダッパーラボが運営する「NBA Top Shot」がわずか1年足らずで売上高7億ドルを突破したと発表している。
キャンディ・デジタルには、ギャラクシー・デジタル(Galaxy Digital)をはじめとする有力企業が出資している。ギャラクシー・デジタルの創業者、マイク・ノボグラッツ氏が共同会長を務める。
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