2021-06-03 11:39:45
Polygon関連プロジェクトを支援するファンド
ブロックチェーンVCのAU21は、暗号資産(仮想通貨)イーサリアム(ETH)のレイヤー2ソリューションPolygon(旧称Matic)関連のプロジェクトを支援するファンド「Polygon Ecosystem Fund」を立ち上げた。
ファンドは総額2,100万ドル(2億円超え)で、Polygon基盤プロジェクトの開発サポート、取引所上場費用、ビジネス戦略などを中心に利用されるという。
Polygonは現在最も利用されているイーサリアムL2ネットワークで、安価なガス代や高速な処理速度でデフィ(分散型金融)やNFTのユーザーに好まれている。
AU21のパートナーAlexi Nedeltchev氏はPolygonについて、「Uniswapや他のDEXを利用するユーザーはPolygonの極めて安いガス代から恩恵を受けられる」、「PolygonはEVM対応なので、アセットの送受信は非常に使い勝手がいい」とコメントした。
AU21はカリフォルニア州にあるブロックチェーン・仮想通貨ベンチャーキャピタル企業で、シリコンバレー企業の元役員やHuobiやPolygon、Galaxy Digitalなどの業界リーダーたちによって設立された。これまでポルカドット(DOT)やThe Graph(GRT)やCasper Labs(CSPR)などのプロジェクトにも出資してきた経験がある。
Polygon Ecosystem Fundから資金を提供するほか、AU21はビジネス開発、マーケティング、および人的資本の取り組みへのサポートも実施。また、Polygonに特化した開発チームや人材派遣会社とも提携しているという。
発表によると、Polygon Ecosystem Fundはすでにいくつかのエコシステムプロジェクトに出資している。例に挙げられたのは、Polystarter.comという、Polygon基盤のトークンセールプラットフォームだ。
ポリゴンのSandeep Nailwal…
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