2021-06-04 07:00:00
複利と単利のどちらで資産を運用するかによって、将来築ける資産に大きな差がでる。限られた時間で資産を増やすためには、複利効果の活用が必要不可欠だ。
一方、複利という言葉を聞いたことがあっても、単利と複利で運用成績にどれほどの違いがあるのか知らない人も多いだろう。
そこで本記事では、資産運用の基本として、単利と複利の違いや、複利効果で効率的に資産を増やす方法をわかりやすく解説する。
「利率」「単利」「複利」のおさらい
複利効果を説明する前に「利率」について理解する必要がある。利率とは、元金に対する利息の割合で、多くの場合で1年間の利息割合を表す「年利」が用いられる。たとえば、元金1000円を1年間預けて利息が10円付いた場合、年利は10円÷1000円÷1年間×100=1%だ。
「単利」と「複利」は、どちらも利息の計算方法である。元金と利率が同じであっても、単利か複利かによって、資産が増えていくスピードは大きく異なる。
単利は、元本にのみ利息がついていくことだ。たとえば、元本が10万円、年利が1%の場合、単利だと利息が毎年1000円つく。1年目も2年目も3年目も利息はそれぞれ1000円だ。たとえば、分配が毎月行われる投資信託のように運用益が再投資に回されない金融商品は単利である。
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続き・詳細はこちら 投資の基本:単利ではなく複利効果で資産を増やそう